スティーブ・ジョブズ研究所

スティーブ・ジョブズの人生から、成功のエッセンスを研究し抽出、突出したビジネスマンになるヒントを探る

ジョブズ のデザインに対する想い から細部にこだわる仕事を学ぶ


ジョブズ のデザインに対する想い から細部にこだわる仕事を学ぶ



ジョブズ  apple製品のデザインに深く関わっていたことで有名だが、
実際にデザインしていたのは彼ではなく、超優秀なデザインチームだ。
ジョブズ はデザインはしないが、相当口出ししたり意志決定したり、その強引さで社内調整したり。。。


ただし特に97apple復帰後、ジョブズ が世に送り出してきた製品は
iphoneはじめかなり洗練されたデバイスが特徴的だ

例えばジョブズ復帰後、翌98年発表のiMac
もう20年前の出来事なので年代にもよるが、この製品を見た時の衝撃はかなりのインパクトがあったのではないか!!

iMac






当時はまだパソコンやインターネットというものが今ほど一般的でもなく
PCを持っている人も極端に少なかったし、値段も高かったし、見た目もベージュでブラウン管のテレビみたいなゴツい機械。
調べ物がある時は、ネットカフェに行って、○indowsパソコンで調べるという時代だったな。
電話回線使用料金も異常に高かったし、まだ一般的に普及していない時代だったが、
このiMacを見た人は、、、

かわいい!
おしゃれ!
このかわいいパソコンなら使ってみたい!

など、心を揺さぶられた人も多かったはずだ。

そして当時は『パソコンなんかその道のオタクだけが個人的に所有するもの』

という概念をぶち壊した製品だったと思うし、
実際にこの製品からネットデビューした人もけっこう多い。


まぁこの製品の開発にも、相当な大変だったと様々な文献で読んだ。
特徴的な半透明のケースはデザインチームはじめ、リーダーのジョナサンアイブの意見が多く取り込まれているが

これはもう『テクノロジとアートの交差点に立っていた』
ジョブズ 先生の真骨頂。

とにかくいろいろ注文を付けて、社内でも揉めに揉めてやっと製品化して発売までこぎつけ、
大ヒットしたappleの歴史的製品である。


まぁ社内で揉めるのはジョブズ 先生の通常パターンなので別にいいのだが、
やはりここから我々がジョブズから学ぶ事は、
仕事というものは何事においても『細部にまで神経を尖らせこだわる』という事ではないか!!

これはどのような職種でも当てはまる事であり、
例えば
あなたが営業職であれば、販売している製品をお客さんが使った場合の機能説明(メリット)は勿論、その先に生まれるベネフィット(メリットで得られる利便性や満足)の提供
事務職であれば、同じ仕事をしている人の気付かない部分まで気遣いと目を配り、事前にミスをなくす
管理職なら分かりやすいですが、部下の態度や体調面にも気を配り、モチベーションや仕事のしやすい環境作りなど、できることはいっっっくらでもある。

我らのジョブズ先生は製品作りから、デザイン、在庫管理、広告マーケティングappleブランド構築と
その分野のエキスパートを招きいれ、揉め事も多かったが、最高レベルの仕事をこなしてきたので、
 appleは世界一の企業にまで成長してきた。

あなたのまわりにいる“ できる先輩や上司” きっと彼等は視野も広くゆとりもあり、よく見ると気配り目配り心配りまで細かいのではないか。
勿論ジョブズのまねごとをするとアプローチがハードなので波風が立ってしまうが、
そこは仕事の本質をつかみ、ヒト、モノ、カネ、全てにおいて細部にこだわる仕事を意識すれば、
間違いなくあなたも仕事のできる人間の仲間入りできる

なぜなら他の人はそんな事に気付いてもいないし、楽することばかり考えているなまくらな人間が大半だからだ。
どちらにしろ、同僚や先輩、上司といえども会社内においては、実質的にライバルであり、いずれにしろビジネス力で差異をつくらなければ勝てない。

だからこそ、我々は一歩抜きんでるビジネスパーソンになり、上のステージにドンドン上がっていこう!!




ジョブズ のデザインに対する想い から細部にこだわる仕事を学ぶ