スティーブ・ジョブズ研究所

スティーブ・ジョブズの人生から、成功のエッセンスを研究し抽出、突出したビジネスマンになるヒントを探る

ジョブズとヒトラー共通点からプレゼンを学ぶ


今日はジョブズヒトラーの驚くべき恐ろしい共通点について考えてみる


ヒトラージョブズも演説で人を動かす名人だった。
もし自分にも彼等のような人を動かす事ができたなら


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これを現代人の我々に例えると。。。
そうプレゼンだ。
さすがに演説する機会はなかなか無いかも知れないが
我々ビジネスマンに取ってはプレゼンは勿論、朝礼や打合せなどでも話す事は多いと思うが、どうだろう。

もし彼らのようなパフォーマンスが出来たら凄いと思わないか?

顧客に対する自社製品のアピールだったり、社内での上司などの上役を動かす事が容易に出来たら?
自分の立ち位置やポジションなどメリットが多いのは容易にイメージできる


だからこそ彼等の演説術を研究し盗んで、我らもスキルアップして行こう





ヒトラーといえば、独裁者として有名です。

そして彼の真骨頂と言えば。。。
  
そう。演説ですよね。
 
 
 
彼はこの演説によって人々魅了し、独裁者の道をグングン進んでいったのです。
 
 
 
 
それに対しジョブズはどうか?
 
スタンフォード大学での有名なスピーチ。
iPhoneなど新製品発表の際の説得力があり、かつ人々を巻き込んで魅了するプレゼン。
 
2人ともスピーカーとして誰もが納得する超一流の人物ですよね。
それは公然の事実ですが、
僕はプラスα別の要素を認めています。
 
 
“人々を魅了する”

 
ヒトラーは人々を政治家として自分の味方につけて良くも悪くも国を動かそうとした独裁者だった。
それに対しジョブズは、国は動かさなかったけど、
『宇宙に衝撃を与える』すごい製品を作りたい!という壮大な欲求にかられてビジネスを推し進め、appleという大きな船を猛スピードで前に進める猛烈エンジンとなった。
 
彼等の共通点は
たくさんあるが、私は3つのポイントにしぼった

1共通の仮想的をつくって仲間意識を植えつけた

2将来の明るくて楽しいイメージを植えつけた
3プレゼンの始めや途中でしっかり間をとって、観客の注意を充分に引きつけてプレゼンをしていた


一つづつ見ていこう

1共通の仮想的をつくって仲間意識を植えつけた

観客との間に共通の仮想的をつくって、
自分は共感できる存在だと思わせ、精神的距離を近付けて仲間意識を植え付けさせた事

ヒトラーは、当時の政権を非難して自分に意識を向けさせた
ジョブズは、現時点での使いにくい製品や他社製品を仮想的と見たてて、
より使いやすい魅力的な新製品を発表するスタイルでセールスを容易にしてきた。


2プレゼンの始めや途中でしっかり間をとって、観客の注意を充分に引きつけてプレゼンをしていた

有名な話ですね。
演説の始め、観客席はざわついているが、
ヒトラーが壇上に立つと“沈黙する”
そして開場が充分に静まり観客の聴く姿勢が整ってから演説が始まる
もちろん大事な事を伝える前もこのテクニックを使っていた。

ジョブズも十分な間を取って話すことで有名だ。
これで観客の心は集中して聞く事になり、
さらに間を取ることで、『今から重大な事を発表する』という期待感を持たせてから伝える事で
より観客の期待感を上げられる!!


3将来の明るくて楽しいイメージを植えつけた

ヒトラーは自分が政権を握れば、
この国は、将来的に豊かで明るい社会が訪れるというイメージしてを与えた。

ジョブズは、この新製品を購入して使うことで
物凄く便利で革新的な未来が来て、
あなたの生活が一変しますよ!!
というメリットの先にあるベネフィットまでイメージさせ、観客をワクワクさせた。


他にも共通することはたくさんあるが
ポイントはこの3つと筆者はとらえている。


だが一番重要なことは、
二人ともかなりの完璧主義者だったが、
完全に観客を魅了する為の入念な準備に
相当な時間や労力を投入して
偉大なるプレゼンターになっということは間違いない事実だ。

ローマは1日にしてならず
というが、血の滲むようような努力とマインドが
基礎としてしっかり根付いている事が大前提の話であり、まず精神面を調えてから、
高みを目指す!!!!

普通じゃない成果を出すわけだから
基本や努力に+アイディアやテクニックを上積みする事で、最高のプレゼンターになれるという事だ。



ps
もうひとつ番外編でジョブズヒトラーの共通点

appleのようなデカイ会社では、組織図がきちんと成り立っていて、
部署ごとに綺麗に分かれていて部門を飛び越えるような横断的な仕事はできないのが普通だ。
 
だがジョブズは違う。
 
全く違う。そんな常識は真っ向から否定。

 そんな事は、彼にとってクソったれなことで、
自分の思った通りに突き進むのがジョブズ師匠のやり方だ。

 
 
それにジョブズといえばマイクロマネジメントで有名だが、
部門もくそもなく、あらゆるところに顔を出してあらゆるところに口を出し
あらゆる製品の開発に徹底的に言及して『宇宙に衝撃を与える』製品を本当に作り出してしまった。
 
これはappleの製品を愛する僕らユーザーにとっては、ジョブズの魂がこもった
美しく洗練された製品を使えるから嬉しいことですが、
apple社員にとっては、かなりの厄介なCEOだった。
 
だって彼らは自分の仕事を普通にこなせば給料がもらえるが、
ジョブズが気に入らなければ、どんなに製品開発が進んでいようと、
プロジェクトを変更、あるいは最初からやり直しなんてことが日常茶判事で行われていたんですから、apple社員はジョブズを恐れていたことは有名な話です。
 
 
なんかこれって誰かと似てません?
 
そう、ヒトラーです。
 
ある意味ジョブズも独裁者だったということです。
 
でもapple復帰後のジョブズの仕事は、本当に神がかっていたわけです。
どれも革命的ですごい洗練された製品だったでしょ?
もちろん爆発的な売り上げをしたわけですから、結局ジョブズは正しかったわけです。
 
 
まぁヒトラーと違って、ジョブズは世の中を一歩先に進める製品を生み出したわけですから偉人なんですけどね。
 
 
しかもテクノロジーとアートの交差点に立っていたので、僕らにあんな美しくてかっこいい、そしてワクワクするデバイスをもたらしてくれました。
 
 
世の中のイノベーションを起こすような人たちは、ある種独裁者のような、狂気の沙汰とは思えない執念のようなものを持ち合わせている。
 
 
 
それが政治だろうが起業家精神だろうが、ジョブズヒトラーも同じ。
 
イーロンマスクやマークザッカーバーグ孫正義ゲイツにしても、
本当に世の中を変えるようなイノベーターは みんなそうです。
 
 
長くなってしまったがそろそろ話をまとめよう

いいプレゼンターになるためには、
先程話した3つのポイントも重要だが、
まずは落ち着いてゆっくりと話すという基本や
絶対に成功させる”という情熱やマインドを調えたうえで
更に十分な時間をかけて練習して、
さらにさらにテクニックも使っていけばいいのではないか。

今日は
ジョブズヒトラーから人を魅了するプレゼンを学んだ

この叡智を盗み
われわれのビジネス力を上げていこう!!