スティーブ・ジョブズ研究所

スティーブ・ジョブズの人生から、成功のエッセンスを研究し抽出、突出したビジネスマンになるヒントを探る

ジョブズ明言 「優れた芸術家はまねをする。偉大な芸術家は盗む」から“盗む”の本質を学ぶ

ジョブズ の名言はたくさんあるが、
有名な以下の言葉がある。

「優れた芸術家はまねをする。偉大な芸術家は盗む」

これは1970年代にゼロックスパロアルト研究所を訪ずれたジョブズ一向が
今では当たり前の技術だが、パソコンの画面にアイコンが並んでいてマウスで操作する
GUIという技術を初めて見た。
これに感銘を受け、その技術をappleも取り入れた時に使われた時のものだ。
※ちなみにこの appleGUIゲイツがパクったということは、有名な話しで、
ジョブズ も生前、ネタにしていたほどだ。
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それはさておき、
この事実から僕やあなたのような一般ビジネスマンは何を学ぶのか。

”真似る” と ”盗む” 一見すると非常によく似ている言葉だが、
ジョブスは、この二つの単語を明確に定義していたと思う。

真似る=ただそれをコピーすること
盗む=元となるモノを自分の中に取りこんで、徹底的に理解し、
遂にはその元となったモノすら飛び超えスゴイ成果まで仕上げること

ジョブズは考えていたと思う。

これをわれらにあてはめると、
営業現場などでよく言われることだが、
トップ営業マンの同行についたり、その人のトークをパクっても、一向に成果が上らない。

これはよくあることだが、いくらトップ営業マンについてトークをパクッて同じことをしゃべっても、
その真意や本質を理解していない事や、そもそも自分に合っていない言葉やフレーズもある。

結局はジョブズのいう”盗む”レベルに到達していないから、このような不幸なことが
そこら中で起きている。

結局は、そのようなヒントを自分に取込み徹底的に吟味し
繰り返し検証、行動、を重ねて行かないと成功はおぼつかない。
自分の頭をしっかり使って正解を導きだしていく作業だ。

これを理解せず、ただのコピー、摸倣、は不幸な結果になる。

ただ、この事実に気付けば割と努力することが、難しくなく感じるようになるし
なによりも、成功がグッと近づく最短ルートなんだ。

なぜなら、こんなに簡単なことに、周りの人は気づいていないし、
とにかくサボろう、頭をなるべく使わないで楽しようとする奴ばかりだからね。


この事実に気づいたら、本当にまわりの奴等との勝負は楽勝だった。
こんなダメ人間の僕にできたのだから、アナタならきっと楽勝でしょう。

今日はジョブスの”優れた芸術家はまねをする。偉大な芸術家は盗む”から
自分の仕事に生かす方法でした。